賃金未払い、労基署に申告 NOVAの外国人講師ら
英会話学校最大手NOVA(大阪市)の外国人講師らが加入する労働組合「ゼネラルユニオン」(山原克二委員長)は二十七日、労働基準法に違反し同社の賃金支払いが滞っているとして、管轄している大阪中央労働基準監督署に、改善命令を求める申告書を提出した。ユニオンによると、約二千人いる日本人スタッフへの月末の支払いが遅れる事態が七、八月と続き、約五千人在籍する外国人講師は、東京や大阪の都市部を除き、毎月十五日付で支給される九月分の賃金が支払われていないという。
ユニオンはNOVAが教室の大量閉校を検討していることが明らかになった二十日、閉鎖による不利益が受講生や講師に及ばぬよう慎重な対応を求める文書を同社に送付している。
労基署を訪れたオーストラリア人の男性講師(25)は「社長は辞めるか、情報を提供してほしい。まだ講師を募集しており、給料の支払いが遅れていることを知らずに講師になる人がいるかもしれない。被害が拡大しないか心配だ」と話していた。
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