外国人労働者の日本語教育検討 浜松の推進協
工場などでの外国人労働者の日本語教育のあり方を検討す る地域日本語連携推進協議会の第2回会合が21日、浜松市中区のフォルテで開かれた。ヤマハ発動機IMカンパニーの日本語教室の様子が報告されたほか、委 員から日本語教育カリキュラムの必要性を指摘する意見や、語学学習だけでなく交流面を重視すべきとの声が相次いだ。
同カンパニーの石岡修事業推進部長は、日本語教室でレベルの低いグループでも表情よく積極的に取り組む様子を説明。漢字が障害になって日本語の学習に抵抗感を感じている外国人が多いことも紹介した。
委員からは「ものづくりのまち浜松には外国人の派遣労働者が多く、どこでも通じるカリキュラムを早期に作る必要性を感じる」「日本語教室は学習機能だけでなく交流機能も大事」などの意見が出された。
オブザーバーの浜松公共職業安定所の外国人労働者専門官は「外国人労働者のうち派遣社員は約7割という調査もある。日本語を覚えることで正社員になれるなどのインセンティブが働けば外国人の学習意欲も変わるのでは」と指摘した。
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外国人の日本語教育
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