2007-09-07

TV:新シルクロード 激動の大地をゆく(全7集) 第4集 荒野に響く声 祖国へ

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TV:新シルクロード 激動の大地をゆく(全7集) 第4集 荒野に響く声 祖国へ
カザフスタンからロシア、ウクライナへ、中央アジアを貫くシルクロードのステップ路。この地方は、アラル海、カスピ海、黒海に面し、北にボルガ、ドナウ、ドンなどの母なる大河が流れる豊かな土地である。夏には綿花の綿毛が舞い、広大なひまわり畑が広がる。

ソビエト連邦崩壊後、草原の民は、揺れ動き、家族の歴史、宗教のよりどころをもとめて、さまよい続けている。
祖 国への帰還をめざす中国のカザフ族、スターリン時代の強制移住から70年、ユーラシアの荒野こそ祖国だとする朝鮮族。戦場となった故郷へ戻るか、安住の地 で生きるか、揺れ動くチェチェンの人々。そして、南ロシアのドン川流域では、「コサックよ!ロシアを守れ!」を合い言葉にコサックがかつての帝政ロシア時 代の軍人国家の風習に先祖帰りしている。かつては軍のエリート学校であった「コサック学校」が復活し、プーチン政権を支える礎となろうとしている。

2000キロにおよぶ草原の道は、歴史と現代が織りなす民族の十字路である。
取材班は、祖国を思う人々に出会い、彼らの話や歌に耳を傾け、旅を続けていく。

●●コメント●●
国や政策によって強制労働、移動を余儀なくされた人々が、思う祖国と何故今そこに住んでいるかという疑問。さまざまな過去の歴史があろうともまた国家に帰属しナショナリズムを高める人たち

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