2007-09-06

来春の高卒予定者 景気拡大で就職戦線好調

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 来春の高卒予定者 景気拡大で就職戦線好調
来春の高校新卒予定者の七月末現在の求人倍率が一・七五倍となり、一九九七年度の一・八三倍以来、十年ぶりに一・七倍を超える高水準となったこと が群馬労働局のまとめで分かった。五年連続で前年同期を上回った。新規求人数は五千四百五十三人で、九八年度に次いで高い水準となった。 (禰宜田功)

 主な産業別にみると、恒常的に人手不足となっている医療・福祉業が前年同期比で46・5%増。このほかの産業も建設業で同39・1%、飲食・宿泊業が同30%、製造業は同25・2%、卸小売業も同19・8%それぞれ増となった。

 同局は「製造業を中心に景気拡大傾向が続いていることに伴い、企業の定期採用意欲が高まっている。中小企業では人手不足感や欠員補充により、求人 が増加した」と分析している。製造業の求人倍率が増加した理由については、前橋、高崎両地区で技術者が不足していることや、東毛地域の自動車メーカーや部 品メーカーで販売が好調だったことを挙げた。飲食・宿泊業については「北毛の温泉旅館の求人が増加したため」と説明している。

 県内十二のハローワークで、六月二十日から受理を始めた来年三月の高校新卒予定者を対象とした求人を集計した

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有効求人倍率

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