減少しつつある若手の金型技術者の育成に取り組もうと昨年七月に設立した「岐阜大金型創成技術研究センター」の付属加工工場が六日、岐阜市柳戸の 岐阜大にオープンした。四月から学部四年生と大学院生二十六人に金型教育を始めていて、十月から工場内で本格的に技術実習を行う。
上田勝弘日本金型工業会長は「金型はモノづくりの原点。国際競争に負けない日本の金型後継者を生み出したい」とあいさつ。戸梶恵郎センター長は「技術を学んだ若手技術者に県内企業で活躍してもらいたい」と話した同センターは文部科学省科学技術振興調整費事業の一環で、昨年七月から二〇一〇年三月までに約二億五千万円の助成を受ける。岐阜大や県、大垣市な どが提案機関となり日本金型工業会(東京)などと連携して設立が実現した。工場は約二百三十平方メートルで工学部棟近くに建設。全国の工作機械メーカーか ら寄付された十三の工作機械と十五の周辺機器を設置した。いずれも最先端設備で約三億円相当だという。
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岐阜の金型技術者育成について
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