2007-09-10

外国人社員にメンター制度…松下

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外国人社員にメンター制度…松下 

松下電器産業は、日本で働いている外国人の社員を対象に、海外勤務の経験豊富な日本人の社員が相談相手や指導役になる「メンター制度」を導入した。外国人社員同士がインターネット上でチャット(会話)を楽しめる専用ホームページ(HP)も近く開設する。

 海外でのビジネス拡大に合わせ、日本で雇用する外国人を2009年度までに200人と、現在(約110人)の約2倍に増やす計画で、外国人社員が働きやすい職場環境にし、早く即戦力にするのが狙いだ。

 メンター制度は大阪府門真市の本社周辺で勤務する22人(うち女性7人)を対象に今春スタートした。メンターは40歳代半ばの部長クラス4人が務 める。今後、グループ会社を含めて制度を広げる。専用のHPはメンター制度を補完するもので、人や文化が「入り交じる」として「イリマジロ」と名付けた。 チャットコーナーのほか、日本のビジネスマナー、商慣習なども紹介する。

 松下は売上高に占める海外比率がほぼ半分で、連結ベースの社員(2007年3月末で32万人)のうち、海外勤務者は6割近い約18万人だ。海外拠 点との調整役などとして、日本で働く外国人社員を増やす方針で、担当の福島伸一常務は「日本人と外国人がコミュニケーションを深め、企業の『内なる国際 化』を進めたい」と話している。


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外国人人材の定着についての取り組み

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