世界銀行が4日北京で公布した「中国経済季報」の予測によると、2008年の中国(香港、マカオを含まない)のGDP成長率は、9.6%の安定した 成長率になるだろうという。また、この予測では、マクロ経済の運行中の挑戦は引き続き存在するものの、中国の経済政長の前途は依然として明るいと指摘して いる。なお、世界銀行が昨年9月に公布した「中国経済季報」の中では、2008年の中国のGDP成長率を10.8%と予測していた。
世界銀行の高級エコノミスト・ルイス(Louis Kuijs)氏は4日北京で「現在中国の一部で発生している雪害は、主に一部の至急必要とする商品の価格に影響を与えるだろう。この中には多くの農産物と 食品および工業部門の生産品も含まれており、これらの商品には必ず影響が出るだろう。しかし中国政府は迅速に、すでに多くの対策を施しているので、災害が 中国のマクロ経済に与える影響は短時間に終わり、中国の経済成長の勢いには変化がないだろう」と語った。 なお、中国国家統計局が公表したデータによると、2007年、中国のGDP成長率は11.4%であった。
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