将来の幹部候補クラスを中心に登録推進、経営者直々の求人依頼を積極開拓
日本初、20代対象の若手人材紹介専門会社を設立
若年層の積極的なキャリアデザイン、ディベロップメントにも貢献
和製ヘッドハンティング会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社(東京都千代田区麹町、代表取締役会長兼CEO・古賀辰男、以下SFJと略す)は、このほど20代を対象にした人材紹介会社、「デライフ株式会社」を設立しました。
3年で新卒の3割が転職すると言われるなど、20代の職業観、生き方が社会的な問題になっている中、新会社はハイ・ポテンシャルな20代に的を絞って人材 を集め登録するとともに、こうした人材を、経営幹部候補、リーダ-候補として紹介していく。大企業だけではなく、事業承継前後の幹部人材の獲得に困ってい る中小企業や、持ち株会社制によるグループ経営を行っている新興企業など若手の幹部候補の採用に困っている企業にもハイ・ポテンシャルな若手を積極的に紹 介していきます。
同時に、登録した20代の幹部候補クラス、プレ・リーダー(リーダー予備軍)が中堅・中小企業のオーナー経営者らと交 流したり、SFJの研修を受けたりすることにより、20代のキャリアデザイン、キャリアディベロップに対する意識改革を促し、20代の職業観、生き方、労 働生産性といった社会的な問題の解決にも役立ちたいと考えています。初年度、年間200人の紹介、2億円の売上を目指します。
SFJは企業の要請をもとに、主にエグゼクティブ(経営幹部)を中心とする人材を調査・発掘・スカウトするヘッドハンティング型の人材紹介会社ですが、新会社のデライフは職業経験の浅い20代を対象にすることから、登録型の人材紹介会社になります。
しかし、SFJが培ってきたノウハウと経験を生かして、独自の登録フォーマットやスクリーニングプロセスを開発し、登録者を
1、エリート(社会人経験3年以上の20代で、将来の経営幹部候補クラス)
2、プレ・リーダー(同3年以上の20代で、将来のリーダー候補クラス)
3、ポテンシャル(同3年以上の一般的な20代)
このうち、「エリート」と「プレ・リーダー」の紹介に関しては、企業の経営者からの直接求人とすることで、20代の幹部候補、リーダー候補を採用するとい う新しい求人市場を開拓していく方針です。併せて、エリートとプレ・リーダー層には、キャリア設計セミナーなどを通し、30代で経営幹部、子会社・新規事 業会社の社長、部門長などになるための研修も実施します。
5つのカテゴリーに分類する基準は、転職に対する考え方、学歴、職業観、野心と忠誠心、人生観、プロ意識、感性と理性、勇気と自己防衛、自己管理能力などで、これらを総合した「人格」を最も重要なポイントにします。
料金(手数料)は成功報酬制とし、エリートは年収の45%、プレ・リーダーは同35%で提供します。
ファイナンス主導の経営手法がもてはやされる中、今の日本企業には時間と労力をかけてエリートやリーダーを教育し育成することができにくくなっています。 また、昨今の企業不祥事に見られるように、大中問わず、企業理念や経営哲学が欠落した経営者、品格やモラルが低い経営者が増えている現状が、こうした企業 内における幹部人材教育の希薄化に拍車をはけていると同社は考えています。官だけではなく、民においても、私利私欲を抑制し、自己犠牲を厭わず、公僕(社 僕)として事業に邁進し、人心を掌握できる真のエリートやリーダーの不在が顕著になってきています。
同社は、こうした問題意識から、若手幹部候補人材の発掘と、経営哲学を持ち人材教育に真摯に取り組んでいる経営者の発掘を行い、その両者をつなぎ合わせ、未来の日本の産業をリードする可能性を秘めた若手人材のプロモーションを支援していきたいと考えています。
目標が大きいことから、登録者は将来的に20代の就業人口1140万人(2007年版総務省統計データ)の5%、57万人を目指しています。
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