日産自動車は開発、販売などの効率化に向け、今後3年で約1000億円をIT(情報技術)投資に振り向ける。2008年末までに自動車の開発効率を高め る次世代CAD(コンピューターによる設計)を導入。仏ルノーと共同で中国やインドなど新興国全域をカバーする新販売システムの構築にも着手する。ITの 戦略的活用で世界市場での競争力を高める。
次世代CADは08年以降の新車開発に活用する。同社は05年に部品や素材を三次元表示するCADを導入。次世代CADでは操作手法の簡略化や三次元画 像の視認性を高め、開発技術者の生産性を2割高める。自動車1台あたりで3万点に及ぶ部品群も含め、新車開発に伴う設計を大幅に効率化できる。(09日 07:00)
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