自動車用計器(メーター)に組み込むソフトウエアの開発を手掛けるデイシス(静岡県、小又力社長)が沖縄に組み込みソフトウエアの開発拠点を開設する方向 で検討を進めている。早ければ年内に那覇市内に事務所を開設し、求人活動などに取り組む考えだ。28日午後、小又社長らが県庁を訪ね安里カツ子副知事に報 告した。
デイシスは世界39カ国に拠点を置き自動車部品や電線、空調機器などを製造する矢崎総業グループの子会社。自動車用計器のソフトウエア を開発する。小又社長は「組み込み系ソフトウエアの需要は今後も拡大が期待されるが、静岡県近郊で技術者が確保しにくい」と述べ、若い人材が豊富で県も情 報通信関連企業の集積に積極的であるため沖縄を候補に選んだと説明した。北海道にも同様に進出を検討している。
沖縄で採用した人材は一定期間静岡で研修した後、沖縄の拠点でソフトウエアの開発に当たる。5年間で約100人を沖縄で採用したい考えだ。
安里副知事は「県も雇用の創出に取り組んでいるので大変ありがたい」と述べた。
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