2009-10-06

中国・温首相が訪朝 金総書記、空港に出迎え

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【北京=佐藤賢】中国の温家宝首相は4日、平壌入りし、3日間の北朝鮮公式訪問を開始した。平壌国際空港では金正日総書記が異例の出迎えをした。温首相は5日にも金総書記と会談する予定で、核問題を巡る6カ国協議への復帰を促す見通しだ。中国首相の訪朝は1991年の李鵬氏以来、18年ぶり。

 金総書記が元首以外の外国要人を空港で出迎えたのは、2007年10月のベトナム共産党のノン・ドク・マイン書記長以来。今回は温首相と握手し、抱擁する場面もあり、温首相訪朝を重視する姿勢を強調するとともに、自身の健康回復を印象付ける狙いもあったとみられる。

 温首相は4日午後、北朝鮮の金英逸(キム・ヨンイル)首相と会談した。中国側からは楊潔チ外相や陳徳銘商務相、中国共産党の王家瑞対外連絡部長、6カ国協議議長の武大偉外務次官らが同行した。訪朝は今年3月の金英逸首相訪中への答礼。温首相は中朝国交60周年記念行事に出席する。(04日 19:27)
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