2009-10-09

香川大と冷凍食品8社がアジア人留学生育成事業

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 香川大は国内の冷凍食品メーカー8社と共同で、アジア人留学生の育成事業を今月立ち上げる。食品産業の国際化を踏まえ、アジア地域と関係が深い冷食産業において、企業幹部となり得る人材の育成を目指す。

 事業名は、「日本の食の安全」人材育成プログラム。経済産業省と文部科学省が2007年度に立ち上げたアジア人材資金構想に採択された。食品分野の採択は全国初で、香川大が管理法人となり、加ト吉、オーブン(観音寺市)など8社が参加する。

 香川大では大学院農学研究科に特別コースを設置し、今月から留学生5人(タイ4人、中国1人)を受け入れ。食の安全確保に必要な能力や日本語、日本文化の習得を目指すプログラムを2年間実施し、修了後は日本企業や日系企業への就職を目指す。

 その他の参加企業は次の通り。ニチレイフーズ(東京)、味の素冷凍食品(同)、ホワイトフーズ(綾川町)、ハマダフードシステム(高松市)、日本食研(今治市)、伊勢丸食品(四国中央市)。
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