2009-10-06

22、23日に北陸テクノフェア開催 交流、環境ビジネス充実

:::引用:::
福井県内外の企業、大学、研究機関などが技術力や新製品を紹介する北陸技術交流テクノフェア2009は22、23日、福井市の県産業会館をメーン会場に開かれる。今年は不況下での開催となり、ビジネスチャンスを広げる場にと商談・交流の支援を強化する。また、鳩山新政権が温室効果ガス排出削減について1990年比で25%減という大幅な削減目標を打ち出す中、環境ビジネス関連の展示も充実させる。

 今年20回目を迎える同フェアは、北陸最大級の産学官技術交流会。福井市や北陸経済連合会、福井商工会議所などでつくる技術交流テクノフェア実行委員会が主催する。

 今回は企業、大学、研究機関など130社・団体が出展。昨年より参加数は少ないが、より商談・交流の充実を図っていく。出展企業・団体が研究成果や最新の製品などを紹介する新商品・新技術公開プレゼンテーションの実施数が25と大幅に増加。また、プレゼン後すぐに出展者と来場者が交流してもらえるよう、交流・商談コーナーのスペースを増やした。

 同実行委の松田範幸委員長は「不況から一歩抜け出すために、ぜひテクノフェアを活用してほしい」と話している。

 また、特別展示として県が2008年から取り組んでいる次世代エネルギーの産学官共同研究を紹介する福井クールアース・次世代エネルギー産業化プロジェクト展を開催。現在小浜市で行われている栽培ハウス向けヒートポンプの実証実験について会場にミニハウスを展示し再現するほか、電気自動車や大容量ニッケル水素電池などの次世代エネルギー機器を展示する。

 ほかにも、消費者からの苦情を基に開発した製品などを紹介する苦情・クレーム『解決』博覧会や、ITを活用した先進のビジネスモデルなどを紹介するふくいITフォーラムなどが同時開催される。
●●コメント●●

0 件のコメント: