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JTBがこのほど発刊した『JTB REPORT 2009 日本人海外旅行のすべて』によると、2008年の日本人海外旅行者数が2年連続で前年を下回ったことが明らかになった。
同書は、JTBの監修のもと、ツーリズム・マーケティング研究所(JTM)が海外旅行マーケットを分析し、編集・発行するJTB版"海外旅行白書"。1988年以来、今回で22回目の発行となる。
同書によると、2008年の日本人海外旅行者数は、前年比7.6%減の1,598万7,250人。1964年の海外観光旅行自由化以降、日本人海外旅行者数が2年連続で前年割れしたのは今回が初めて。JTMでは最大の原因として、世界的な不況により、業務目的の旅行比率が高い30代、40代男性の出国率が最も大幅に低下したこと、株価下落に伴う資産運用益の減少によるシニア層の旅行手控えが広がったことを挙げている。
(上)2008年の性・年齢層別出国率(下)2008年の性・年齢層別出国率の2007年との格差
その他、「航空運賃が少しでも安くなるなら廃止・有料化してもよいサービス」では、長距離・短距離路線ともにトップは「アルコール飲料」。2位「テレビゲーム」、3位「機内誌」となり、いずれも短距離路線で割合が高くなるものの、同じ項目が並んだ。
航空運賃が少しでも安くなるなら廃止・有料化してもよいサービス
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2009-07-23
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