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2009年6月17日、世界中の貧困撲滅を目指す国際非政府組織(NGO)オックスファム・インターナショナルが報告した「気候変動と貧困―中国の実例研究」によれば、中国の絶対貧困人口のうち95%が、生態環境が極めて脆弱な地域で暮らしていることが分かった。18日付で網易探索が伝えた。
「気候変動と貧困」はオックスファムと中国農業科学院の専門家が共同でまとめた。気候変動の角度から中国の貧困問題を分析した報告は、これが初めて。報告によれば、気候変動により氷河の縮小、干ばつの深刻化、森林破壊などの自然災害が頻発し、生態的に脆弱な地域の環境はより一層悪化。中国の貧困地域に対する悪影響はますます顕著となっている。
調査は甘粛省臨夏回族自治州永靖県、四川省楽山市馬辺イ族自治県、広東省清遠市陽山県で行われた。気候変動が原因による貧困地域の典型とされる地域である。報告は、中国を中心とした発展途上国が先進国に対し、気候変動への責任を取るよう促していく必要があると指摘している。(翻訳・編集/NN)
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2009-06-20
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