2009-06-24

中国、4~6月期成長率8%近くに 統計局見通し、回復に自信か

:::引用:::
 【北京=多部田俊輔】中国国家統計局は23日、同局専門家が4~6月期の国内総生産(GDP)成長率が実質で前年同期比8%に近づくとまとめたリポートを同局ホームページ上で公表した。同局の公式見解ではないが、国内経済が底を打ち、回復の勢いが出てきたとの自信を示したものとみられる。

 ホームページ上に掲載されたのは、同局アナリストのリポート。総額4兆元(約55兆円)の内需拡大策によって、経済指標などから中国経済が成長率が同6%台にとどまった昨年10~12月期と今年1~3月期に底を打ったとの見方を示した。

 ただ、世界経済の低迷で輸出の不振が続いているほか、国内産業界の一部には生産能力の過剰問題があると指摘。消費の弱さも挙げ、回復の基礎はまだ不安定だとの見方も示した。(00:55)
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