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大学、短大、高等専門学校の授業料を2008年度末時点で滞納していた学生は1万4662人に上ることが、文部科学省の調査で分かった。学生全体に占める割合は前年同期比0.2ポイント増の0.6%で、同省は「不景気の影響が出た。学校側は、学生が経済的理由で就学機会を失うことがないよう対応してほしい」と求めている。
調査は、国公私立の大学、短大、高専について07、08年度末の状況を集計。全国1225校のうち1148校から回答があった。
これによると、08年度中に経済的理由で中途退学した学生は7715人。約7割の学校では経済的支援に関する相談件数が増加した。
学校側の対応としては、経済危機が深刻化した昨年9月以降、219校が奨学金制度を新設、拡大したり、授業料や入学料の猶予減免を新たに実施したりした。
全国の私立高校を対象にした別の調査では、08年度末に授業料を滞納していた生徒は同0.1ポイント増の0.9%に当たる9067人だった。
文科省は「09年度予算、補正予算に奨学金事業への支援などを盛り込んだ。これらの施策を活用し、きめ細かい対応をお願いしたい」としている。(了)
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2009-06-02
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