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不況によって帰国に追い込まれる外国人研修・実習生が増えるなか、新潟県長岡市の受け入れ団体「長岡アパレル工業協同組合」(15社加入)が、給与の一部と帰国費を補償する協定を研修・実習生135人との間で結んだ。法務省は「協定は聞いたことがない」としている。
協定は、通常なら3年間働く研修・実習生が、企業の経営悪化などを理由に途中帰国せざるを得なくなった場合、残り期間に応じて給与の1.38~2.3カ月分の補償金と、帰国費用を支払うという内容。費用は原則企業が負担するが、倒産などで支払えない場合に備え、加盟企業で基金もつくる。
同組合の下田忠代表理事は「研修・実習生は来日のために多額の借金を抱えているケースも多い。安心してもらうのが目的」と話す。
国の指針は、途中帰国する実習生に対して帰国費用を支払うよう企業に求めているが、法的義務はない。法務省によると、昨年10月~今年2月末、企業の経営悪化などを理由に全国で計1502人の研修・実習生が帰国した。(長富由希子)
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2009-06-20
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