2009-05-29

75歳以上、初の1割超=「孤立」回避が課題-高齢社会白書

:::引用:::
 政府は29日午前の閣議で、2009年版高齢社会白書を決定した。08年10月1日現在の65歳以上の高齢者は2822万人(前年比75万人増)で、総人口に占める割合は22.1%と過去最高を更新。このうち75歳以上の後期高齢者は1322万人(同52万人増)で、総人口比は10.4%と初めて1割を超えた。一人暮らしも今後増加するとして、白書は「孤立」を避けるための環境整備を課題に挙げた。
 65歳以上の高齢者のいる世帯は07年現在で1926万世帯と、全世帯の40.1%を占めた。これを家族形態別に見ると、高齢者単独が22.5%(前年比0.1ポイント増)、夫婦のみが29.8%(同0.3ポイント増)。逆に3世代同居は18.3%(同2.2ポイント減)と、初めて2割を下回った。 
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