札幌市やMSなど3者、組込技術者の育成を強化、人材育成プログラムで●●コメント●●
札幌市、さっぽろ産業振興財団、マイクロソフトの3者は7月23日、札幌イノベーションセンターの人材育成プログラムとして、組込技術者を対象に 「組込技術者育成・活用セミナー~Windows Embedded CEフォーラムin札幌~」を7月24日に開催すると発表した。同時に、組込機器向けOSの最新版「Windows Embedded CE 6.0」関連の教育プログラムを同日に提供する。「組込技術者育成・活用セミナー~Windows Embedded CEフォーラムin札幌~」は、マイクロソフトや携帯通信事業社などが「Windows Embedded CE」関連の講演を行うほか、同製品に対する技術や専門的知識を組込技術者に提供。関連製品の展示や、札幌市高度情報通信人材育成・活用事業の技術者育成 研修で使われる実習環境の展示なども行う。
この取り組みは、札幌市内で講師教育を行い、その教育プログラムを受講した講師が地元のIT企業の技術者に対して教育を行うという地元完結型のもの。3 者はこれまで、「Windows Embedded CE」関連の技術トレーニングをベースに、共同でカリキュラム・教材の開発や研修プログラムを実施。自治体主体のIT人材育成事業としては国内初となる技 術者向け研修も開催した。07年度からは、教材内容を最新版「Windows Embedded CE 6.0」に改定して提供する。
札幌イノベーションセンターとは、札幌市のIT企業の支援やIT人材の育成のため、さっぽろ産業振興財団が札幌市エレクトロニクスセンター内に設置した 施設。札幌市、さっぽろ産業振興財団、マイクロソフトの合意に基づき、「マイクロソフト イノベーション センター」としての機能を備え、ソフト開発会社が自社のソフトを持ち込み、最新のプラットフォーム上で検証や実験を行うことが可能。マイクロソフトのさま ざまな支援プログラムを活用し、グローバルなビジネス展開を図ることもできる。アサヒコム
自治体と企業が取り組む人材育成。地域発展にも貢献する。
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