2007-11-12

いよいよ年末、物流業界の人手不足感もジワリと上昇?

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「2~4トンの小型トラックが集まらない」「相変わらず中部地区では人手不足感が強い」「大型の運転手も足りなくなっていて、路線各社も苦慮している」「今年から、センターの庫内作業員を自前で募集するのはあきらめた。多少高いがすべてアウトソーシングした」―。

年末繁忙期を迎え、少ない月の6倍以上の物量をさばかなければならない現場もあるような物流業界では、今年も戦力確保にアタマを痛める担当者が増えそうだ。

あ る食品メーカーの物流マネージャーは「平常月だと小型トラックは1日2万円ちょっとというのがチャーターの相場。そんな料金ではやってられない、というト ラック事業者が多く、年末は小型に特別料金を提示しなければならなくなる」という。あるトラック団体の関係者も「今の時期に、小型の2トン車だけというよ うなチャーターは難しくなってきているのではないか」としている。

トラック自体はあるがドライバーが不足しているのが大型車。中型免許制度の導入、大型運転者の高齢化などの要因から、荷主から「長距離便が確保できない」という声が出る一方、トラック業界でも特積みの運行車が一部で足りなくなっている、という。

構 内作業員も大都市を中心に不足気味だ。特に大学の郊外移転で都内では学生など若者が少なく「逆に都心から離れた住宅地では採用しやすくなっている」とい う。ある百貨店関連の物流担当者は「時給に関しても周りの相場よりも30円程度あげれば集まってきているというような話も聞くが、こうした募集業務は負担 になってきているので、業務全体をアウトシーシングしている」という。


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人手不足

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