2007-11-14

指紋と顔写真プリーズ 日本入国その前に外国人に義務化

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 入国する十六歳以上の外国人に指紋採取と顔写真の撮影を義務付ける改正入管難民法の施行を一週間後に控え、法務省入国管理局は十三日、成田空港で新システムを公開した。

 審査官の脇の端末に向かった担当者がスキャナーに両手の人さし指を当てて指紋を読み取り、内蔵のデジタルカメラで顔写真を撮影してみせた。

 入国審査での指紋採取は、米国に次いで世界で二カ国目。二十日から全国の空港や港湾で一斉に導入される。

 採取した指紋はテロリストや犯罪者などのデータベースと照合し、保存される。保存後の利用などをめぐり、日弁連などから批判も出ている。在日韓国人ら特別永住者や外交・公用目的での来日者などを除くほとんどの外国人が対象。拒否すると入国は許可されない。


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