2007-11-07

NOVA、事業譲渡し清算へ=「駅前留学」、名古屋の企業が継承

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会社更生法の手続きを申請し支援企業の選定を進めていた英会話学校最大手の(大阪市)は6日、事業の継承先として教育、外食事業などを展開するジー・コミュニケーション(名古屋市)が内定したと発表した。中途解約に絡むトラブルなどで企業イメージが悪化した末に破綻(はたん)したNOVAは事業を譲渡した後に清算手続きに入る。
 事業譲渡額は明らかにしていない。ジー社の100%子会社で「EC英会話」の名称で北海道を中心に語学教室を展開するジー・エデュケーション(同)が、NOVAの「駅前留学」やテレビ電話式の「お茶の間留学」、子供向け「NOVAキッズ」の3事業を引き継ぐ。
 大阪市内で記者会見したNOVA保全管理人の高橋典明弁護士は「提示された受講生保護の程度が極めて高く、従業員(の雇用確保)についても寛容だ」と選定理由を説明した。
 ジー・エデュケーションの小野誉之社長は「受講料や従業員、講師の雇用問題で承継できる方法を真剣に考えた」と強調。当面、NOVAが全国に持つ約670の教室のうち、30を譲り受け、早急に授業を再開。その後、200教室体制を目指すとした。
 受講料を前払いし、ジー社の下で授業の継続を希望するNOVAの受講生については、既に支払った期間について、従来と同レベルの授業を通常の4分の1程度の料金(月謝制)で受講できる措置を取る。外国人講師や従業員の雇用についても、希望者は全面的に確保する方針。

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