2009-02-17

不況で外国人受講者殺到 碧南市で日本語のボランティア講師募集

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碧南市友好親善協会は、日本語を教えるボランティアを急きょ募っている。2月から外国人対象の日本語講座を始めたところ受講者が殺到したためで、協会では「年齢や資格は問わない。外国人と交流したい人は応募して」と呼び掛けている。

 協会は50人程度の受講生を想定して、昨夏からボランティアを募り、日本語教育の資格者など40人を確保した。ところが、開催時期が世界的な不況による非正規社員解雇の時期とぶつかったため、受講希望者は260人を超した。このうち協会は121人を登録し、残りの140人余には受講を待ってもらっている。

 受講生はブラジルやペルー、フィリピン国籍の幼児から60代まで。応募理由も「解雇されないために日本語を磨きたい」「日本語が満足にできず、解雇された」という雇用絡みから「子どもが学校から持ってくる便りを読めるようになりたい」「日本人と交流したい」などさまざま。

 現在、レベルやニーズに応じて分けた4-5人のグループごとにボランティアがつき、自前で用意したテキストなどを使って日本語を教えている。待機している人たちも参加できるようにするには、さらに多数のボランティアが必要となっている。

 日本語講座は毎週日曜日の午前10時から11時30分まで、市文化会館で開催。ボランティアの申し込みは市生活課=電0566(41)3311=へ。

 (坂口千夏)

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