2009-02-23

タイの大学と協定締結 宮崎大

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宮崎大医学部看護学科とタイのプリンスオブソンクラ大(PSU)看護学部が22日、宮崎市のホテルで、交流協定を締結した。外国で働ける看護師を育てるのが目的で、学生の交換留学や教員の相互派遣を行う。

 会場では、池ノ上克・宮崎大医学部長とラダワン・プラティーチャイクン・PSU看護学部長が協定書に調印した。宮崎大によると、今年は学生4人の交換留学と教員2人の相互派遣を予定し、期間は数週間から約1か月。今後は、留学や派遣人数も増やすという。

 宮崎大と統合した旧宮崎医科大医学部医学科と、PSU医学部が交流協定を締結していたことなどが縁で、看護系も協力することが決まった。草場ヒフミ・看護学科長は「異文化を知ることで、外国での活動に積極的に参加できる」と話し、プラティーチャイクン・同部長も「互いの大学の研究や教育を高められるチャンス」と期待していた。
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