2009-02-24

新しい情報処理技術者試験、7年ぶりに応募者数増加

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情報処理推進機構(IPA)は2月23日、4月に実施する「平成21年度春期情報処理技術者試験」の応募者数を発表した。平成21年度春期情報処理技術者試験は、約40年ぶりの試験制度改訂後初の試験。

 平成21年度春期情報処理技術者試験の応募者総数は29万2842人。前年同期比12.1%増、3万1670人増と、7年ぶりに増加した。今期開始の新試験、「ITパスポート試験」(旧制度のシステムアドミニストレータ試験に対応)の応募者数は4万6802人で、システムアドミニストレータ試験では過去最高の応募者数を記録した1994年秋期(4万316人)を超えた。

 情報処理技術者試験は、経済産業省が実施(IPAが事務処理)する国家試験。1969年に通産省が創設して以来、約40年の歴史を持つ。2008年度秋期までの累計受験者数は1479万人以上、合格者数は約163万人で、国内最大規模の国家試験である。

 IPAは昨年、情報処理技術者試験における大幅な制度改訂を実施した。その目的には、情報システムベンダ側人材とユーザー側人材における知識の一体化、試験レベルの明確化、高度試験区分の整理・統合、職業人に広くITスキルを普及するITパスポート試験の設立があった。今回の平成21年度春期試験は、新試験制度後初の試験となる。
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