2008-06-20

犯罪対策で新計画策定 首相、関係閣僚に指示

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福田康夫首相は16日夕、官邸で開かれた犯罪対策閣僚会議で、東京・秋葉原の無差別殺傷事件などの発生により国民の不安感が高まっているとして、2003年に策定した行動計画に代わる新たな計画を年内に取りまとめるよう指示した。

  首相は、従来の行動計画に基づく対策により、犯罪件数や検挙率が改善されたとの認識を示した上で「凶悪犯罪などで国民は治安に不安を感じているのが現状 だ」と強調。同時に「犯罪が起きる原因や社会的な背景に対処することが重要であり、新たな計画策定に向けて施策を検討してほしい」と述べた。

 また新計画に盛り込む具体策として(1)組織犯罪対策の徹底(2)再犯防止に向けた刑務所出所者の社会復帰支援策の拡充(3)外国人犯罪対策-などを例示した。

 これを受けて政府は同会議の下部組織として、坂篤郎官房副長官補をトップとする全省庁の局長級による会議を今週中に立ち上げ、議論を本格化させる。


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