2008-06-20

後期高齢者医療制度:人材派遣健保の支援金、3.57倍--08年度

:::引用:::

 政府は17日、後期高齢者医療制度の発足に伴い、人材派遣健康保険組合(約48万人)の75歳以上の医療費に対する08年度の支援金が、前年度より3・57倍の223億8094万円に急増したとする答弁書を閣議決定した。民主党の山井和則衆院議員の質問主意書に答えた。

 旧老人保健制度では各組合の老人加入率に応じて老人医療費の拠出金を算定していた。老人加入率が低い人材派遣健保は拠出金が少なくてよかったが、 後期高齢者医療制度では組合員数の頭割りに変わり、負担が急増。同健保の年収に占める保険料率も1・506ポイント増の7・468%(使用者負担分含む) に増えた。【堀井恵里子】


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