2009-03-31

就職氷河期世代も「就活は今の方が大変」が3割 産能大調べ

:::引用:::
産業能率大学は30日、1990年代後半から2000年代初めの「就職氷河期」に就職活動をした正社員を対象に「昨今の雇用情勢」に関する調査をまとめた。それによると、「今のほうが就活が大変」と考えている氷河期世代は32%に上り、「自分たちのほうが大変だった」(17%)という人の2倍近いことがわかった。当時は徐々に採用が細ったのに対して、今回はそれまでの「売り手市場」から急変したため。「同じくらい大変」とした人も46%いた。

 正社員の採用をゼロにする企業が相次いでいることに関しては、「やむをえない」が42%だった一方、「企業の将来のために1人でも採用すべき」との意見も39%に上った。自身が働くなかで、年齢構造のいびつさが組織運営や技能の伝承に影響を与えていると感じる人が多いようだ。「学生のために採用すべき」は5%だった。

 調査は3月16―18日にインターネットを通じて実施。29―33歳の正社員1000人から回答を得た。回答者の6割弱は転職経験がある人だった。(30日 19:31)
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