2008-12-17

兵庫の食品メーカー、中国市場へ 富裕層に日本食 

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兵庫県内の食品メーカーが、中国市場への進出に力を入れている。経済成長と和食ブームを背景に、日本の洋菓子や酒などが現地の富裕層を中心に人気を 集めているためだ。人口減少などで国内市場が伸び悩む中、各社は巨大消費市場の中国に期待。神戸市もこのほど上海の百貨店で地場食品フェアを初めて開催 し、官民一体で中国市場への参入を目指している。(末永陽子)

 食肉加工のエスフーズ(西宮市)は十一月、香港の大手スーパーマーケット チェーンで開かれた日本の物産展に、焼き肉・しゃぶしゃぶのたれを初出品。約一万本が売れた。今年から現地のスーパーマーケット向けに代表商品「こてっ ちゃん」も出荷している。同社は「香港への輸出を、事業の柱の一つに育てたい」と意気込む。

 風月堂(神戸市中央区)は、二〇〇二年に上海の百貨店に出店した。「売り上げは順調」(同社)といい、今後は大連や蘇州などでも出店を計画中という。同社は「海外の売り上げはまだ全体の数%に過ぎないが、成長が見込めるところには出店したい」と積極的だ。

 老舗チョコレート店のゴンチャロフ(同市灘区)も、二〇〇四年に上海の百貨店に出店。台湾やシンガポールにも出店しているが、中国では「日本の洋菓子はおしゃれ」と好印象を持たれていることや、チョコレートの人気が高いなどの理由で、上海店が最も売り上げが多いという。

  神戸市中国アジア経済課によると、中国進出を目指す企業でつくる「日中神戸・阪神-長江中下流域交流促進協議会」の参加企業は、以前は工場建設を目指す製 造業が多かった。しかし、ここ二、三年は食品メーカーの加入が目立つという。同課は「中国では日本の食品は『安全』というイメージがあり、人気が高い」と している。


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