「永住外国人地方参政権シンポジウム~民主主義よ、その果実を在日に!」が29日、鳥取市尚徳町の県立図書館であり、約60人が参加した。
日本国籍がないことを理由に東京都の管理職試験を拒否された保健師の鄭香均(チョンヒャンギュン)さんが、自らの法廷での闘いを基に「当然の法 理って何!」と題して講演した。最高裁までもつれ込んだ訴訟は「外国人は公権力行使等地方公務員にはなれない」と敗訴。鄭さんは、日本国籍を持たない公務 員は管理職になれないことが「当然の法理」とされている現状を批判。「国籍による差別は、憲法13条に規定されている個人の尊厳に反する」と訴えた。
パネルディスカッションでは、鳥取大学の永山正男副学長や韓国民団県本部の薛幸夫(ソルヘンブ)団長ら6人が参加。外国人の地方参政権や雇用問題について意見が交わされた。【遠藤浩二】
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