外食チェーンのサイゼリヤ(本社・埼玉県)は29日、複数店舗のアルバイト店員計7人の給与について、親などの扶養控除の対象から外れないようにす る工作をしていたと明らかにした。各店長が、給与の一部を別の店員に支払ったようにみせかけ、扶養対象上限の年額103万円を超さないようにしていたとい う。
同社によると、横浜市内の店舗に勤める店員の男子学生が8月、「親が扶養控除を受けられなくなるのであまり働けない」と申告、店長は別の休職中の 店員の名義で働かせた。給与は休職中の店員の口座にいったん入金し、その店員に引き出させた上で、学生に渡していた。この店ではほかに3人の店員について 同様の不正があったという。愛知県や神奈川県の店でも03年と07年に計3件が見つかった。
同社は「人手不足でバイトが確保できなかったことから、店長が独断でやった。指導が徹底していなかった」としている。
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