2008-10-15

日本語が通じない新人技術者

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。

■「業務用語」がわからない

 情報システム部門の社内SE「とみー」さんのコラム。情報システム部門には、業務部門からさまざまな問い合わせが寄せられる。彼らは当然のように「業務用語」で話をするわけだが、業務の専門家ならいざ知らず、情報システム部門のスタッフがあらゆる業種の専門用語に通じているわけがないのである。

■サービスを作るために日々アイデアメモを作る

 フィードパス 山本大策さんの「サービスのアイデアを作るためのメモ」。山本さんがアイデアを作るプロセスは、

1. 情報収集(Web、雑誌、テレビなどを見て感じたことをメモ)
2. 考察(メモをもとに、アイデアを考える)
3. ひらめき

の3段階で構成されている。

 「毎日メモ帳を持ち歩く」「意識的に身の回りを観察する」「自分が体験したサービスのよかったところを考える」……。よいサービスを開発するために山本さんは日々地道な努力を積み重ねている。

■理系離れよりも深刻な文系離れ

 Web系プログラマ兼GNU/Linux系技術者 早川勇太さんのコラム。

 早川さんは、「インターネットが自由に使えるようになった現在、コミュニケーションの主流軸が『文章』から『文』へとシフトしているのかもしれません」と書いている。

 世間でよくいわれる「理系離れ」よりも、日本語の文章が書けない「文系離れ」の方が実は深刻な問題なのではないか。IT業界で働くのに必要なスキルは、何よりも日本語なのである。

http://el.jibun.atmarkit.co.jp/haya/

若人視点 via kwout

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