2008-10-29

主婦層対象の専門学校が開校

:::引用:::
老人ホームなど介護関連事業所を運営する社会福祉法人「長岡三古老人福祉会」が来年4月、長岡市に介護福祉専門学校 を開校する。近年、介護福祉士を養成する学校・大学への高校新卒者の人気が低下し、人材不足が懸念されていることから、人材確保のため家庭の主婦らを主な 対象としたのが特徴。授業は週3日、託児所の利用も可能で、県内でも珍しいタイプの学校になる。

 開校するのは「長岡介護福祉専門学校あゆみ」。同市福住1の病院跡地に、3年制の介護福祉科を設置する。定員は25人。既に県に認可を申請した。

 国によると、全国の介護福祉士を養成する専修学校や大学の定員に対する入学者数の割合は年々下がっており、本年度46%まで低下。全国的に人材難が懸念されている。

  こうしたことから、同福祉会は社会人の養成に注目。仕事や子育てをしながら介護福祉士の資格を取得できるよう、時間的に余裕を持たせたカリキュラムとし た。介護福祉士の国家試験受験資格は2年制でも得られるが、あえて3年制にし、週3日の通学で卒業できるようにする。子育てしながら学ぶ人に配慮し、休日 や小中学校の夏休みなどは実習を行わないほか、職員用の託児所の利用も可能とした。卒業後、同福祉会スタッフとなることもできるという。

 同法人総務局の近藤和義局長は「介護、福祉の現場を持つ法人が運営する利点を生かし、充実した実習を行い、人材を育てたい」としている。

 県によると、「あゆみ」が開校すると、長岡市では介護福祉専門学校は4校目。

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