2008-10-27

少子高齢化に向け家事ロボット 東大が試作機公開

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掃除はもちろん、脱ぎっぱなしの洋服も洗濯機で洗います-。東京大IRT研究機構(下山勲機構長)は、少子高齢化に伴う労働力不足の解決に役立てようと、人に代わって家事をこなすロボットをトヨタ自動車と共同で試作。24日、報道陣に公開した。

 掃除道具や家具など物を見分ける能力に優れ、失敗を自ら認識してやり直すのが特徴という。

 ロボットは高さ155センチ、重さ約130キロ。頭部と2本の腕、車輪が付いた胴体から成り、胴体に内蔵されたコンピューターにこなす動作をプログラムする。指令を出すと、頭部にある5つのカメラや、レーザーセンサーで物の形や位置を認識しながら、連続約1時間働く。

 この日はテーブルの上の食器を台所に運んだり、3本の指で器用にシャツをつまんで洗濯機に入れたりする姿を披露。下山機構長は「改良を重ね、7年後をめどに市販したい」と話している。



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