2008-10-27

【麻生アキバ演説詳報】(3)「世界が見習う国になろう」

:::引用:::

【サブカルチャーパワー】

 日本には元気がある。だから、世界中に いっても、各国、昨日まで北京でアジア・ヨーロッパ会議っていうのできのうまで北京にいたんですが、各国首脳と一対一で話をしているとき、必ずいうのは日 本の企業の進出、確かに物作りととしては有能。しかし今、この2、3年はっきりいうのはぜんぶソフト。ソフトの話をみんなする。

 しってい るか、前にもここではなしたけれど、国際マンガ賞は2回目、マンガはついにフランス語になった。みんなコミックなんていわない、マンガという。こういうこ とは完全に国際語になっていた。それはひとえに、日本のマンガ、アニメーション、そういったもののサブカルチャーといわれるものに世界で圧倒的に夢があ る。日本の持っている文化というものは、なにも歌舞伎とか能とか狂言とかそういったものはもちろん、しかしそれよりぜんぜん違ったジャンル、違った分野 で、日本のもつサブカルチャーの力というのが、広くアジアに限らずヨーロッパでもアメリカでも中南米でも広く読まれるようになり、いろんなマンガが右開き で、左じゃないよ、右開きで吹き出しだけが横文字になって、あとは全部日本語。

 雨が降ってあるところはしとしと、ざーざーってローマ字で 書いてあるからね。おれは最初何語かな、と思って、ああ日本語だと、そう思うくらい。これは間違いなく日本語が普及しているんですよ。いま日本語を習って いる人は中国でものすごい数にふえてきた。ひとえにマンガを原語で読みたいから。アニメーションを日本語で見てわかりたいから。こういったものが結果とし て日本というものを、強くわれわれに与えた影響としてわれわれ日本人が思っている以上に。つい日本語の話が聞いて頂ければと思ってさしていただきました。

【世界が見習う国へ】

 ぜひ今日、ここに足を運んでいただいた方々、なにもアキバにしょっちゅ う、しょっちゅうおられる方ばかりではなさそう。いろんな世界の方がいらっしゃる。しかし、ぜひ皆さん方に分かっていただきたいと思っているのは、この日 本という国はわれわれが思っている以上に、日本のマスコミが書く以上に、意外と世界の評価が高い。ぜひ、世界においてこれから最も期待をされている国は何 たって日本人だと、そういう絶対の自信をもってわれわれは進んでいきたいと思っております。

 高齢者だって元気な人がいっぱいいます。高齢 者の方が若いものよりよっぽど元気なのがいっぱいいる。そういった元気な人たちの考え方が…。犯罪が世界の大都市の中で最も少ない東京。そういったものは 日本がもっている地力、日本が持っている底力があるのだと私は強くそう思っています。そういった元気な日本というものをさらに元気にしていくために総理大 臣として全力を挙げてがんばります。ぜひ皆さん方の力を貸していただき、明日の自由民主党はそのため若い人を、多くのビギナーズ、国会議員を育てていく。

  そして、やっぱりおれたちはこの国に生まれてよかった。この国に…ってよかったと思われるような国を作って、結果として犯罪が少なく、世界技術がここに よってきて、夜中女性がひとりで普通に歩ける、そういった都市をもし造るのに成功し、活力ある高齢化社会をつくるのに成功すれば、まちがいなく日本という 国を世界が見習う。そういった国になろうじゃありませんか。ぜひ、みなさんと一緒にがんばることをお誓い申し上げて、街頭からのお願いごあいさつに代えさ せていただきます。こういった話を長時間聞いていただきましてありがとうございます。がんばります。よろしくお願いします。ありがとうございました。あり がとうございました。ありがとうございました。


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