2008-09-16

(9/16)日銀、1兆5000億円を即日供給 白川総裁「影響を注視」

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 日銀は16日、臨時で短期金融市場に即日で1兆5000億円を供給する公開市場操作(オペ)を実施した。供給規模は3月31日の計3兆円以来の高水準。米大手証券リーマン・ブラザーズの経営破綻を受け、多めの資金を供給することで信用収縮懸念の広がりを防ぐ狙いがある。

 日銀の白川方明総裁は16日朝、「影響を注視しつつ、引き続き適切な金融市場調節の実施などを通じて円滑な資金決済と金融市場の安定確保に努めていく」との談話を発表した。

  この日は金融システム不安の高まりを受けて、朝方から短期金利が上昇。金融機関同士が資金をやりとりする無担保コール翌日物の市場では、取引開始直後から 日銀の誘導目標(0.5%)を上回る0.52―0.56%程度で取引され、資金供給後も誘導目標をやや上回って推移している。「先行きが不透明なため様子 見気分が強い」(短資会社)との指摘がある。


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