2008-09-16

日経平均急落、午前終値は618円安 3年2カ月ぶりの安値水準

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 16日午前の東京市場で株売りが広がり、日経平均株価は600円を超える下げとなった。午前の終値は1万1596円09銭と前週末比618円67 銭(5.06%)安で、年初来安値を下回っている。取引時間中としては2005年7月8日以来3年2カ月ぶりの安値水準に沈んだ。

 米リーマン・ブラザーズの経営破綻を受けた東京市場は取引開始直後から売り注文が殺到。金融株への売りが突出した。みずほフィナンシャ ルグループは2万株を超える売り越しを抱え、売り気配を切り下げる展開。制限値幅いっぱいのストップ安水準で寄り付いたのは9時46分だった。大手銀行株 だけでなく、東京海上ホールディングスもストップ安になるなど金融株は総崩れとなった。

 市場が身構えるのはリーマン破綻の影響の広がりだ。みずほと並んでリーマンの大口債権者リストに顔を出したあおぞら銀行も、株価は2割 近い下げを記録した。千葉銀行がリーマンが発行する債券の保有を開示するなど、「損失拡大がどこまで広がるか全く見えない状況」(丸三証券)におびえてい る。 (11:16)


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