:::引用:::
資産運用サービス会社のラッセル・インベストメントによると、同社のグローバル株インデックスの10月の円換算基準の収益率は、▲26.4%となった。これは過去12年間の最低だった前月9月をさらに10%以上下回る厳しいものである。
新興国・先進国の区分で見ると新興国小型の下落率が▲34.9%と大きく、また地域別では中南米の大型株が▲36.3%と大きく下げた。大型株の国別で は、ベルギー(▲41.6%)、ロシア(▲38.6%)、ブラジル(▲36.6%)の下落率が大きく、日本の▲20.9%はスイス(▲19.3%)に次い で下落率は小さかった。なお、為替からの収益率だけを取り出すと、オーストラリア(▲22.5%)、南アフリカ(▲22.1%)などのマイナスが目立っ た。
10月末までの直近12カ月の収益率は▲66.3%と大きくなった。図は、過去10年のその時々の各時点から、過去12カ月分をさ かのぼって計測した12カ月間の収益率の分布を示したもの。過去10年という期間に限った分析ではあるが、この分布が仮に正規分布に従うとすると、過去 12カ月間の動きは、100年に一度どころか190年に一度というまれなものであることが見て取れる。
■グローバル総合株式の連続する12カ月の収益率の分布実施
(08年10月末現在、12カ月を1カ月ずらしで過去の120期間算出、円建て)
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿