2008-12-17

日本語学校の費用も…地下銀行で19億円送金

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 日本と中国の間で不正に現金をやりとりする「地下銀行」を営んだとして、警視庁組織犯罪対策1課などが銀行法違反の 疑いで、中国人の男女4人を逮捕していたことが17日、分かった。平成15年6月から今年11月までに、約19億円を送金していたとみられ、中には日本語 学校の入学金を地下銀行を利用して振り込んだ例もあったという。

 逮捕されたのは、横浜市鶴見区の無職、盧(ルウ)振恩(ジェンエン)容疑者(30)ら中国籍の男女4人。

 調べでは、盧容疑者らは今年1~6月までの間、6人から約300万円を振り込みさせた疑い。送金額の1%を手数料として受け取っていた。

  地下銀行は送金額に制限がなく、手数料の安さや休日夜間に速やかに送金できることが特徴。身元確認の証明書がなくても送金できることから、中国人の不法滞 在者らが多く利用していたという。口コミで利用客を増やし、全国の延べ2400人、118社から19億円を不正に送金していたとみられる。

 送金先には、日本語学校2校も含まれており、同課は中国人が日本語学校に入校する際の入学金を、地下銀行を利用して振り込んでいた疑いがあるとみて調べている。


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