神戸市中央区の英会話講師派遣会社「L.A.Scene(シーン)」が、年々増加する外国人観光客向けに飲食店のメニューを英訳するサービス「楽 訳」を始めた。社長の松田聖子さん(32)の留学経験を生かし、和食を中心に独特の表現が多いメニューをこなれた英語表現に直す。料理の特徴もわかりやす く伝え、外国人観光客らが抱くミナト神戸のイメージアップに一役買う。
松田さんは神戸市出身で、高校2年の1993年に米国留学。カリフォルニアの大学などでコミュニケーションやマスコミ論を学んだ後、2004年に神戸に戻って英会話教室を開いた。しかし、「本物の英語の発音を教えたい」と思い立ち、05年に起業した。
ある時、外国人スタッフと和食料理店を訪れた。スタッフが「日本語の料理は難しい」と漏らした。自身も渡米直後、不慣れな英語で書かれたメニュー を十分理解できず、「何が出てくるか不安に感じた」経験がよみがえった。「料理内容をわかった上で注文した方がより満足でき、旅行も楽しくなるはず」と思 い、先月から翻訳サービスに乗り出した。
例えば、肉などの「たたき」。「Flash‐Grilled and Thin‐Sliced(軽くあぶって薄くスライスしたもの)」と翻訳した。外国人スタッフが訳した後、日本語ができないスタッフがチェック、より原語に近い表現に気をつけた。
すでに市内を中心に約10件の申し込みがあり、「店員の説明する手間が省けた」「安心して注文してくれる」などと評判も上々という。メニューA4判大の翻訳は5500円~。
市などによると、神戸を訪れる外国人観光客は年々増加し、02年の推計約22万人から、07年には2倍以上の約46万人に増加している。
問い合わせは同社(078・795・6875)。
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