日本精工、メカトロ事業を強化－神奈川・藤沢工場に研究棟

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　日本精工は０９年度からの次期中期経営計画で、メカトロニクス分野を新規事業の柱と位置付ける。今秋新設した「メカトロ事業部」に、関連製品の生産と販 売などの機能を集結。機動的な事業展開を可能にするとともに、藤沢工場（神奈川県藤沢市）内に専用の研究棟を開設し、製品開発を加速する。同事業部が統括 する製品の０７年度の売上高は約１００億円で、これを２０１１年度には２００億円まで高める。
　これに先だってメカトロ事業部には、精機本部などからダイレクトドライブモーターと特殊環境用軸受、エアーベアリング、位置決め用テーブルの４製品を移 管した。従来子会社などに分散していた生産・販売の担当者１３０人弱を異動させ、技術開発本部のメカトロニクス開発センターと連携して事業にあたる。
（掲載日 2008年12月02日）
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