2008-12-04

日本電産サーボ、ベトナム新工場の稼動延期-景気後退で合理化優先

:::引用:::
 【前橋】日本電産サーボはベトナム新工場(ホーチミン市)の本格稼働を08年内から09年度以降に延期し、事業全体の合理化推進に専念する。北米市場を 中心に世界経済の急激な冷え込みを受けた判断。新工場の本格稼働の延期により、08年度の設備投資は46億円から32億円に減額する。ただ、生産拠点の再 編やモーターの構成部品の内製化のための設備投資は進め、不況下でも高収益を上げる体制づくりを急ぐ。
 ベトナム新工場は主力のステッピングモーターの専用工場。現在は、品質確認のためのパイロット運転をしており、商業生産は行っていない。08年内に月産約150万台での稼働を計画していたが、これを延期する。
 一方で合理化のため生産体制を再編する。従来、ステッピングモーターを生産していたインドネシア工場(リアウ諸島州バタム)は冷却ファンとアイスメーカー生産に特化。
(掲載日 2008年12月04日)
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