JTBは4日、年末年始の旅行者数の見通しを発表した。23日から2009年1月3日までに、1泊以上の予定で出発する旅行者は、海外旅行が58万人と 1年前に比べて4.6%減る一方、国内旅行は微増の2932万人となり、合計で微減の2990万人となる見通しだ。景気の後退や燃油特別付加運賃(燃油 サーチャージ)問題などのせいか、円高が海外旅行を後押しする効果は限られたようだ。
海外旅行では、ウォン安が進んだ韓国が24.7%増えるとみられるほか、台湾が7.1%増、香港が8.6%増と比較的近い国・地域が好調。半面、中国は23.1%減、タイは35.0%減、ハワイは8.9%減と見ている。
この年末年始は29、30日を休めば9連休も可能なため、ユーロ安と相まって人気が出るとみられていた欧州も4.9%減る見通しという。距離が長い分、燃油サーチャージが高いのも響いたとみられる。(19:03)
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