2009-09-01

中国大都市では帝王切開による出産が主流

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  統計データによると、中国の一部大都市で子供が帝王切開で生まれる割合は既に70~80パーセントにも達しているという。WHO世界保健機構の示す帝王切開の標準値は15パーセント以下となっており、日本でもその数が増えているものの、15~20パーセント以下だ。

  中国で帝王切開の比率が高くなった原因はたくさんある。「子供が生まれてくる時の体重が重いほど良い」という伝統的な観念で胎児が大きくなりすぎること、また自然分娩の痛みを恐れて帝王切開を選ぶ妊婦が多いこと、その他、病院側にも帝王切開のメリットがある。帝王切開の費用は自然分娩の倍以上、そして自然分娩でトラブルが多いことなどを心配しているのだ。

  解放軍157病院産婦人科の郭会平主任は、今や帝王切開はポピュラーで安全な手術ではあるが、妊婦や親族が帝王切開の危険性を把握していないケースも多い、デメリットも含めてよく考慮すべきだと警告している。

  ※当記事は中国語のニュースを日本語で配信しております。
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