2009-09-25

セブンイレブン、中国・天津に200店出店、北京では年内にもFC。

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 セブン―イレブン・ジャパンは中国国内での店舗網を拡大する。北京と上海に続き、17日には天津に出店し、3〜5年で同市内だけで200店舗体制に引き上げる。一方、北京では年内にもフランチャイズチェーン(FC)展開を始める計画。日本国内のコンビニエンスストア市場は飽和状態に向かい、伸びが期待できない。今後は中国に成長の活路を見いだす。

 天津市での出店はセブン―イレブン・ジャパンの子会社、セブン―イレブン北京(北京市)が担当する。17日に天津市の中心部に2店舗を開業し、まずは2010年12月までに50店体制にする計画だ。

 売り場面積は100〜130平方メートル、商品数は約2500品目と日本と同様になる。北京や上海では店舗網拡大に向け、早期にFC展開を計画しているが、天津ではまず直営店を主体に出店して地盤を固める。

 セブンイレブンの日本の店舗数は約1万2000店。中国では傘下の米セブン―イレブン・インクが商標使用の権利(ライセンス)を供与する形で約1500店を展開しているほか、日本のセブンイレブン主導で、セブンイレブン北京が04年4月から北京市で出店を始め、83店舗を展開。今年4月には台湾の大手流通グループ、統一集団傘下の統一超商便利にライセンスを供与する形で上海市に初出店し、中国全体で約1600店展開している。

 中国は重要市場との位置づけから、中国国内でのライセンスを管理する100%子会社「セブン―イレブン中国」を08年4月に設立。今後は日本のセブンイレブンがけん引し他の地域での出店を進める計画だ。

 セブン&アイ・ホールディングスは中国でコンビニ事業のほか、北京で総合スーパー8店と食品スーパー1店、成都で総合スーパー3店を運営。今年7月には初のファミリーレストランを北京市に開業し、3年後に30店まで増やす計画だ。
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