2009-09-09

中国首相「マクロ政策転換せず」 世銀総裁と会談

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 【北京=高橋哲史】中国の温家宝首相は1日、世界銀行のゼーリック総裁と北京で会談し、マクロ経済政策について「中国経済は緩やかな回復を始めた重要な時期にあり、政策の方向をいま変えるわけにはいかない」と述べた。そのうえで「積極的な財政政策と適度に緩和的な金融政策を継続する」と強調した。

 金融引き締め観測を背景に中国の株式相場は軟調に推移している。温首相はゼーリック総裁にも金融緩和の継続を表明することで、市場の憶測を改めて打ち消す狙いがあったとみられる。

 一方、ゼーリック総裁は2日記者会見し「いま重要なのは拡張型の財政・金融政策を維持して経済成長を確保することだ」と指摘。中国が経済政策を平時の状態に戻す「出口戦略」に踏み出すのは時期尚早との認識を示した。(07

 [北京 3日 ロイター] 中国物流購買連合会が3日発表した8月の非製造業購買担当者指数(PMI)は59.9となり、前月の58.9から上昇した。

 PMIは景気判断の分かれ目である50を6カ月連続で上回り、景気の拡大を示している。

 建設、不動産、鉄道および小売りセクターでの改善がPMIを押し上げた。

 新規受注指数や新規輸出受注指数が7月から上昇した一方、価格指数は7月から低下した。新規受注指数は6カ月連続で50を上回っている。

 中国物流購買連合会は、国家統計局の委託でPMIを算出している。

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