2008-12-08

ハローワーク伊賀:景気減速の波 外国人の求職急増 /三重

:::引用:::

 ◇秋以降、派遣契約打ち切られ--雇用相談強化、市に職員派遣へ

 伊賀市四十九町のハローワーク伊賀(伊賀公共職業安定所)を訪れる外国人の新規求職者が、秋以降急増している。世界的な景気減速の影響で派遣契約 を打ち切られるなどしているためで、同安定所では、同市が実施している外国人向け生活相談に職員を派遣し、雇用問題の相談を受ける試みを始める。【傳田賢 史】

 同安定所を訪れた外国人新規求職者数は先月、38人にのぼり、前年同月の3人から大幅に増加した。今年は、8月15人▽9月37人▽10月33人--と、高水準で推移している。安定所は「多くはブラジル人の製造業従事者。今後も新規求職者の増加が予想される」という。

 安定所では、外国人労働者からの相談体制を強化するため、市が月に2回、市役所本庁(上野丸之内)で実施している「多文化共生相談」に、職員1人 を今年度末まで派遣することを決めた。相談内容に応じて、安定所に行くようアドバイスしたり、労働基準監督署を紹介するなどする予定。

 最初の相談は15日午前9時半~午後2時、市役所の玄関ロビーで実施し、その後も毎月第3、4月曜に受け付ける。問い合わせは同安定所(0595・21・3221)へ。

〔伊賀版〕


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