外国為替市場で円高傾向が依然として続いていることや、航空会 社が燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の引き下げを決定したことを受けて、大手旅行各社が、格安の海外旅行に力を入れ始めた。通常のツアーよりも 1-3割程度安い料金設定にし、需要を喚起するのが狙い。稼ぎ時だった今年の夏休みシーズンが、燃油特別付加運賃の高騰などで振るわなかったため、各社と も巻き返しに懸命だ。
「通常ツアーより3割程度安い」と説明するのは業界2位の近畿日本ツーリスト。関西発香港3日間が2万3900円から、同バリ島4日間が3万5800円から、という格安ツアーを投入した。
最大手のJTBは、通常だと6万円台後半からとなるロサンゼルス5日間を、最も割安なツアーだと3万9800円で提供する。
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