ソウルで社員40人を抱える広告代理店を営むイさん(34)は最近、5人の新入社員を採用しようとしてが、3人しか採用できなかった。イさんは「われわれが期待する基準に合う求職者が少なく、採用を減らすほかなかった」と語った。
京畿道で貿易会社を運営するキム・ヒョンジュさん(49)も、新入社員 の採用で苦労している。キムさんは「景気が良いときは分かるが、最近のように不景気にもかかわらず会社をやめる人が多い」と憤りをあらわにした。加えて 「新入社員を教育するためには多くの時間と費用がかかる。すぐにやめてしまう人たちが多く、最近は採用基準を下げた」と話した。高キャリアの人はいずれや めるため、最初から採用しない戦略を取っているという。
最近の不況で多くの企業が採用規模を縮小したり、リストラが予想されたりしているにもかかわらず、中小企業10社のうち4社が人手不足であることが分かった。
オンライン就職サイトのジョブ・コリアが今年採用を行った中小企業381社を対象にアンケート調査を実施した結果、46.7%が「人手不足」と答えたという。また半数が「優秀な人材の確保に失敗した」と答えた。
中小企業の採用において最も大きな問題としては、35.7%が「志願者が少ない」と答えた。ほか23.9%が「優秀人材発掘の困難」、21.9% が「最終合格者の離脱」と回答。必要な人材を一定期間のうちに確保したかとの問いには、70.1%が「確保できなかった」と答えた。また60.4%の企業 が「最近の採用者のうち入社日に出勤しなかった者がいた」と答えた。
ジョブ・コリアのキム・ファス代表は「不景気にもかかわらず、求職者の高学歴化と就職先の選り好みなどの現象で、人手不足に陥っている中小企業が 多い。採用過程で企業の成長可能性と、採用後に新入社員が担当する職務について十分に説明するのが優秀人材確保のプラスになる」と説明した。
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